紀行文
4月27日(火) 足利の今と昔を訪ねる 担当(坂倉、馬淵、太田祐、白倉)
(あしかがフラワーパーク・栗田美術館・鑁阿寺・足利学校)
4月中旬から5月連休過ぎまで、足利は「あしかがフラワーパーク」の藤の花を見に来る観光客でとても賑わうので、混雑を心配しながら、7時15分武蔵小金井駅南口から、貸切バスで出発。小金井街道から五日市街道に入り、伏見通り、新青梅街道、富士街道、学芸大通りを経て練馬の大泉インターへ向かい、東京外環道に入り、東北自動車道を経て佐野藤岡インターで降り「あしかがフラワーパーク」には順調に到着しました。
フラワーステージの花々を横目に大藤目指して進むと、樹齢160年を超える広さ千㎡の世界に誇る2本の大藤棚。見事な藤棚に驚き歓喜し、高貴な香りに感動しました。白藤のトンネルはまた違った香り。藤の香りが花の種類によって違うことに驚きです。古木が絡み合ってできた全長80mにも及ぶ白藤のトンネルに不思議な感動です。園内にはツツジ、シャクナゲ、クレマチス、オオデマリ、他の花々も見事です。きばな藤は、これから咲くようで、少しだけ咲いていました。黄色の藤を見たのは初めてでした。「白藤の滝」は高さ8m、幅約35mの空間に白藤が咲き誇っています。まだまだ鑑賞したいところですが、時間が来たので退園しました。
バスで次の目的地、栗田美術館へ向かい、5分で到着。三万坪の景勝地に、大小30あまりの格調高い建物が建っています。山を切り崩してできた美術館なので、思いの他、坂道が厳しいです。美術館の方に案内していただき、本館に向かいました。栗田美術館は伊萬里、鍋島を館蔵する世界屈指の美術館です(伊万里と表記すべきところ、あえて伊萬里と表記する美術館)。伊万里焼は日本国内だけでなく、ヨーロッパの王侯貴族にも愛好されました。色絵付け、染付など様々な器種や技法の名品があります。人間国宝の作品が展示販売されていて、購入は難しいですが、眼福です。
次は足利の昔です。足利は室町幕府の将軍家、足利氏発祥の地です。石畳のある街並みには、源性足利氏の学問所として創建説のある日本遺産「史跡足利学校」、そして本堂が国宝に指定されている足利一門の氏寺「鑁阿寺」(ばんなじ)があります。足利学校は日本で最も古い学校として知られ、学徒三千人といわれるほど隆盛し、一五四九年にイエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルにより、「日本国中最も有名な坂東の大学」と世界に紹介されました。
鑁阿寺の約4万m2に及ぶ敷地は足利氏の館であり、現在でも四方に門を設け、土塁と堀がめぐらされており、平安時代後期の武士の館の面影が残されています。「史跡足利氏邸宅跡」として国の史跡に指定されており「日本の名城百選」にもなっています。
その後、徒歩数分の足利学校を見学。2名の観光ガイドさんから説明をうけました。創建は色々な説がありますが、室町時代に庠主(しょうしゅ、学長)制度を設けた頃からです。明治の初めに幕を下ろすまで日本の学問をリードしてきました。学問の内容は孔子の教えに基づく「儒学」を中心に易学(占い)、兵学、医学の自学自習を基本としていました。自学自習の精神を今に伝える教育の原点足利学校は「近世日本の教育遺産群」として日本遺産に認定されました。
帰路、蓮田サービスエリアに寄り、新鮮な地場果物を購入した人もいました。小金井には予定通り、19時に到着。お天気に恵まれ、和気あいあいと53名で楽しい一日を過ごすことができました (参加者53名)


























































