是政新田・関野新田を巡りました

紀行文

11月17日(火)「玉川上水に沿って是政新田・関野新田を訪ねる」 担当(織壁・柏倉・中島・曽根・閑野)

 今回は小金井公園のSL広場前に9時30分 現地集合となりました。
三密を避けるという事で、4つの班に分け時間差を設けての見学会となりました。
 小金井公園南側、旧関野用水跡の桜町遊歩道から東に歩きだしました。先ずは是政新田の氏神様である是政稲荷から見学です。新田開発で府中是政から来た人が祭った神社で初午の日には、小金井で一番古い嘉永6年の幟が揚げられていました。次に玉川上水に捕植された山桜に関係する「嘉永桜」旧鴨下製糸の庭にあった桜の接ぎ木である「鴨下桜」を見学しました。
続いて関野新田に入り旧関野八幡の跡を見ながら、真蔵院に入りました。
ここでは「小金井大緑地解放」の碑から見学しました。東京大緑地計画により昭和16年に買収により土地を手放すことになりましたが、戦後農地解放の一環で多くの土地が返還された記念に昭和23年に作られたものです。しかし後日談として昭和29年に小金井公園の設立が決まり又元に戻った様です。
次にお芝居にもなった有名な府中の名主出身の代官「川崎平右衛門の供養塔」を見た後 
寺の名前「真蔵院」の由来が解る 関野新田の開発者 関勘左衛門の父親 甚五右衛門の法名「真蔵院勇寛義鋭」が刻まれている石碑を見た後、 現在の関野八幡を見学の後、全員の集合を待ち、記念写真を撮り12時前に解散となりました。
 新型コロナウイルスの影響でしばらく見学会が出来ませんでしたが、役員会の中で対策を充分講じての実施ということになりました。全員マスク・会話は控えめにと今までとは少し違う見学会となりました。                         (参加者39名)

2020年11月17日