敦賀と若狭路をバス2泊3日で訪ねました
紀行文
1日目(6月21日)
予定通り7:15に出発。今回の交通機関は、鉄道ではなく小金井からの往復バスで実施。走行距離が長いので、安全確保のため運転手2人体制で運行した。移動経路は、中央自動車道~圏央道~新東名~名神~北陸自動車道にて敦賀まで走行。途中、足柄SAで休憩し、岡崎SAで昼食休憩をとった。
最初の見学地である「気比(けひ)の松原」には予定時刻より少し早い14:00ころ到着。日本三大松原の一つである松原の素晴らしさはもとよりであったが、松原に面している日本海の景色に感激した参加者が多かった。「気比(けひ)神社」を当日最後の見学先に予定していたが、17:00に閉門とのことで急遽、先に気比神社に移動。気比神社は越後国一宮であったので格式のある神社である。入り口の大鳥居は重文で、「日本三大木造鳥居」に数えられており大変立派である。その後、敦賀ムゼウムまでバスで移動。
「敦賀ムゼウム」・「赤レンガ倉庫」・「敦賀鉄道資料館」の3か所を現地ボランティアガイドの案内で見学した。「敦賀ムゼウム」は、杉浦千畝のビザ発行にて敦賀港に上陸し命を救われたユダヤ人に関する内容などを展示しており、「赤レンガ倉庫」2棟は、元はニューヨークスタンダード石油会社の石油貯蔵倉庫で、現在は、北棟が昭和初期の敦賀を再現したジオラマ館となっている。「敦賀鉄道資料館」は、欧亜国際連絡列車の発着駅であったころの敦賀港駅の駅舎を再現しており、鉄道に関する各種資料が展示されている。
以上で、当日の見学が終了。宿泊ホテルは敦賀駅前の「敦賀マンテンホテル駅前」。ここはビジネスホテルなので、夕食はホテル近くの地魚料理「まるさん屋」にていただいた。
2日目
08:10にホテルを出発。三方五湖の周囲を巡るレインボーラインを走り、展望台駐車場にて下車。ケーブルカーで山頂公園に登った。当日は生憎霧がかかり、五つの湖が同時に見えなかったのが残念であった。しかし、年縞(湖底の地層)の存在で世界的に有名な水月湖はなんとか見ることが出来た。
その後、三方湖のほとりにある「福井県年縞博物館」を見学。7万年分の長さ45mに及ぶ年縞を保存処理して、水平に展示している姿は圧巻であった。学芸員の方からの説明を受けた後、各自でじっくりと見学した。その後は、同じ敷地に隣接している「若狭三方縄文博物館」を見学。ここは、主に鳥浜貝塚の縄文土器、ユリ遺跡の丸木舟などの出土品が展示されており、縄文人の暮らしがよみがえる。
次に、若狭町の重要伝統的建造物保存地区「若狭町熊川宿」に移動。ここの道の駅で昼食をとり、熊川宿を見学。熊川宿は、江戸時代に小浜と京都を結ぶ若狭街道(鯖街道の一つ)の物資流通の中継拠点として繁栄し、現在も歴史的な街並み景観を伝えているが、開業している店が少なくやや寂しいたたずまいを見せていた。
その後、若狭国分寺跡を見学。創建時は、南大門・中門・金堂・講堂が一直線に配置され、中門の東側に塔が建てられていた。見学は、先ず南大門跡と中門跡の位置を確認し、塔跡を見学。その後金堂跡の礎石位置を確認。金堂跡と同じ場所に、後継寺院である現在の若狭国分寺の規模の小さな金堂が建っている。金堂跡の北側あった講堂跡は現在農地になっており、残念ながら確認できなった。
次に、当日最後の見学先である小浜市の重要伝統的建造物保存地区「小浜市小浜西組」に移動し、現地ボランティアガイドの案内で見学した。小浜西組は、京極家や酒井家にまつわる寺院エリア、元商家町の町屋エリア、茶屋町の三丁町(さんちょうまち)エリアの3つから構成されているが、全てを見学する時間はなかったので、三丁町の茶屋町の風情が残る多くの建物を見学した。
3日目(6月23日)最終日
ホテルを08:10に出発。最初の見学先の明通寺(高野山真言宗)は、806年に坂上田村麻呂の創建と伝わる古刹で、鎌倉時代に再建された国宝の本堂と三重塔は建物の配置が素晴らしく、非常に落ち着いたたたずまいを見せている。本堂では僧侶の説明を受けた。珍しいことに内陣まで入ることが出来て、重文の本尊と脇侍を間近に拝むことができた。
次に、萬徳寺(真言宗御室派)に移動。枯山水庭園が名勝に指定されている。1307年頃の創建と伝わるが、1634年に酒井家が小浜藩主となった以後も代々の祈願所となり、庭園は1677年に作庭されている。見学したこの時期は新緑が非常に映えた庭園であった。
その後、「福井県立若狭歴史博物館」を見学。学芸員の方から概要説明を受けた後、各自で見学した。若狭を代表する仏像や祭り文化、若狭から奈良・京都への道など、多方面の若狭の歴史を展示している。杉田玄白は小浜藩の藩医であった関係から、解体新書の初版本が展示されていた。
以上で、全ての見学を終了し、道の駅「若狭おばま」にて昼食をとり、往路と同じ高速道を通り帰途についた。途中、東郷PA(愛知県日進市)と沼津SAにて休憩し、予定より少し早い20:00に無事小金井に帰着。 (参加者数
34名)
。
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初日の集合写真
日本三大松原である
「気比の松原」で集合
写真 -
気比神社の大鳥居
越前国一宮の気比
神宮の大鳥居。
日本三大木造鳥居
に数えられ重要文化財 -
敦賀鉄道資料館
敦賀鉄道資料館。
欧亜国際連絡列車の
発着駅であったころの
敦賀港駅舎を再現。 -
日本海の眺め
敦賀湾から日本海
をのぞむ -
水月湖
三方五湖の山頂公
園から眺めた水月湖
(手前)。霧がかかって
いた。 -
2日目の集合写真
福井県年縞博物館
にて集合写真。
博物館は水月湖の
年縞(湖底の地層)を
展示・研究している -
若狭三方縄文博物館
若狭三方縄文博物
館。鳥浜貝塚とユリ
遺跡の丸木舟、土器、
漆製品など出土品を
展示 -
小浜市伝統的建造物
小浜市の重要伝統的
建造物群保存地区。
茶屋建築の建物が
並ぶ小浜西組・三
丁町界隈 -
せくみ屋での食事
小浜にて宿泊したホテル
「せくみ屋」にて地元の
海産物など会食。 -
国宝三重塔
明通寺の国宝三重
塔。同じく鎌倉時代
の再建、屋根は
檜皮葺 -
萬徳寺
若狭・萬徳寺の本堂。
石段を上ったところに
ある。枯山水庭園は
名勝に指定 -
3日目の集合写真
若狭・明通寺の国宝
本堂の前で集合写真。
鎌倉時代の再建、
屋根は檜皮葺











