新年の川崎大師を訪れました
紀行文
厄除けの川崎大師で初詣 令和7年1月14日(火)
新年はじめての見学会は関東の厄除け三大師の一つである川崎大師での初詣です。川崎大師の正式名は「金剛山 金乗院 平間寺(こんごうさん きんじょういん
へいけんじ)」と言います。
その昔、平間兼乗(ひらま かねのり)が42歳の厄年のとき、夢のお告げに従い海中から引き揚げたお像をお祀りして供養を続けると、兼乗はそのご加護ご利益をいただき自身の厄が除かれました。そして、高野山の尊賢上人とともに平間寺を建立。以来、「厄除けのお大師さま」として全国的に知られ、厄除け、家内安全や交通安全、商売繁盛、健康長寿など諸願成就にご利益があると言われています。
その川崎大師と合わせて訪れたい表参道や仲見世商店街も魅力的です。
今では当たり前の「初詣」ですが、その発祥は川崎大師だという説もあります。三が日の初詣客は全国3位と言われるほどで、1月中は大変混雑するそうで、混雑が予想されることから、今回は川崎大師のみの見学会としました。
8時30分にイトーヨーカドー前広場に集合し、3班に分かれて立川駅を経由して、JR川崎駅に行き、人数確認をして、京浜急行の川崎駅に向かいました。そこから5分ほど歩くと、京浜急行川崎駅です。電車で3つ目に京浜急行川崎大師駅があります。
川崎大師駅を降りてすぐに『京浜急行発祥の地』の碑がありました。関東で初めて、全国では3番目にできた電気鉄道の創設を記念して作られたものです。京浜急行電鉄が創立70周年を迎えた昭和43年に発祥の地である川崎大師駅に車輪をかたどったモニュメントが建立されました。モニュメントの下部には、開業当時の内容が書かれていました。「明治5年に日本で初めて鉄道が開通してから、新橋~横浜間を蒸気機関車が走り始めました。そこで川崎駅から川崎大師への参拝客の多さに注目した資本家の立川勇次郎が、明治31年に京浜急行の全身である大師電気鉄道を創設しました。開通日は川崎大師平間寺の縁日にあたり、参拝客以外の見物人が大勢押し寄せて、数十人の警官が整理に当たるほどのにぎわいだった」そうです。
この広場は整備されており、「けいきゅん」という京浜急行のマスコットキャラクターの木彫りのモニュメントもあり、ここで、集合写真を撮りました。
混雑を考慮して、ここで解散。それぞれが、川崎大師の初詣を楽しみました。
担当【佐藤(環)・閑野・中島・坂倉・間島】(参加者 33名)