登戸研究所跡を巡りました

紀行文

2月14日(木) 秘密戦・登戸研究所を探索する 担当(嵯峨山、小林、福崎、中島、金澤)
2月14日はバレンタインデー。早朝より晴れ渡り3月下旬並みの暖かいとの天気予報。
1月の見学会後の案内や役員会で、「資料館内が狭くガイド2名、学期末試験中」などのネガティブな情報を流したにも拘わらず予想外の49名が参加されました。昨年7月4日の山田朗先生講師の講演会の反応がよかったからでしょう。
武蔵小金井→立川→南武線・登戸⇒小田急線・生田の行程で明治大学生田キャンパスを目指しました。キャンパスは高台にあるので北西門の地域産学連携研究センターの建物内のエスカレーターを利用するつもりが建物内工事で立入禁止。止む無く急階段を登る羽目に。史跡の1つである生田神社(弥心(やごころ)神社)前で、学内遺跡探索スタート組と資料館(陸軍登戸研究所第二課が研究施設として実際に使っていた建物の一つ)見学からのスタート組に分かれ、DVD⇒資料館内ガイド案内⇔学内史跡巡りという2時間のプログラムでした。
登戸研究所の研究内容やそこで開発された兵器・資材(風船爆弾・ウイルス兵器・生物兵器・毒物・スパイ機材・偽札・偽造パスポートなど)などは人道上・国際法規上に大きな問題を有するものが多数ありました。戦争の暗部ともいえる部分を直視し、戦争の本質や日本軍が行ってきた諸活動の一端を学びそして平和を考えるきっかけになれば幸いです。参加者49名(うち2名新入会員)

2024年02月14日