八戸などの2泊旅行を実施しました
紀行文
6月18日(日)~20日(火) 歴史と湊町の八戸と新緑の十和田・奥入瀬を訪ねる
担当 (織壁、馬淵、垂水、金澤)
【1日目】 東京駅発9時すぎのはやぶさ11号で約3時間、八戸駅12時着。駅で三八五交通の運転手・林さんがお迎え。八戸は梅雨の晴間の快晴だ。
南部の総鎮守として信仰を集めてきた櫛引八幡宮に向かう。本殿は江戸初期の再建で重文。彫刻が素晴らしい。目玉は国宝館の国宝の鎧、「赤糸威鎧」と「白糸威褄取鎧」の二つだ。南北朝時代に南朝の天皇から拝領したもの。高度な技術で作られており、保存状態も非常に良い。
八戸市博物館は考古、歴史、民俗資料の展示室で構成、八戸市の歴史が体系的に理解できる。学芸員さんの説明を聞く。
是川縄文館は縄文の展示品が充実している。「合掌土偶」は別格で国宝展示室に展示されていた。手を組む土偶はめずらしい。
夕食はホテルの料理屋で八戸の海鮮料理。食後、八戸の横丁を散策した。
【2日目】この日も快晴。蕪島神社に向かう。ウミネコの繁殖地で有名だ。鳥の多さと鳴き声の大きさにびっくり。ふ化したばかりのたくさんの雛も大騒ぎ。神社には糞よけの傘が用意されていた。ふんに直撃され、神社から「会運証明」のお札をもらった人も。種差海岸はリアス海岸、多様な地形が続く。ニッコウキスゲなどの美しい花が咲いて、きれいだ。
奥入瀬渓流に向かう途中の十和田市で馬肉料理店にて「馬肉バラ焼定食」の昼食。馬肉と大量の玉ねぎを甘いタレで炒めた鉄板料理。
昼食後、奥入瀬渓流を十和田湖へと向かう。途中でバスを降りて遊歩道を約20分散策、バスに乗っていては感じられない渓流の力強い音、そしてマイナスイオンを感じた。
十和田湖では、休屋から子ノ口まで十和田湖を遊覧。遊覧船からしか見えない200mを超す絶壁などが眺められ火口湖であることがわかる。我々以外に船客がおらず、結果的に貸切状態だ。最近観光客が減っているとのことであったが、やや寂しい。湖上遊覧後、ホテル十和田荘に荷物を預け、乙女の像と十和田神社を見学した。ホテルでは温泉を満喫した。
【3日目】快晴。朝一番に十和田湖随一の展望台といわれる標高631mの発荷峠に向かう。雲ひとつない眺望に一同感激。記念写真のあと奥入瀬渓流を八戸へ向かう。途中、渓流沿いの遊歩道を20分ほど散策。八戸駅で荷物を預け「八食センター」へ、ここで昼食。魚介類をはじめとした八戸の新鮮な名物が勢ぞろい。寿司屋など飲食店や、魚介類を購入し七輪で焼いて食べる七厘村がある。各々昼食をとった。八戸駅から午後3時すぎの「はやぶさ32号」にて東京駅へ(18時着)。(参加者
24名)
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八幡神社拝殿
櫛引八幡宮の拝殿。
南部の一宮。国宝の
鎧がある。入母屋造、
銅板葺 -
1日目の集合写真
八戸市立博物館・
南部師行像の前
にて集合写真。 -
是川縄文館
是川縄文館は
縄文の発掘物を
展示。遺跡は世界に
遺産に指定された -
合掌土偶
国宝「合掌土偶」は
祈りの形とも、お産を
あらわしているとも
言われる -
ウミネコ
蕪島神社拝殿裏
のウミネコ。多くの
雛が育っている。
2,3万羽がいる -
開運照明書
ウミネコのフンは運
が良い。フンが当
たると、神社から
会運証明書が
もらえる -
2日目集合写真
八戸にある陸続き
の小さな島はウミネコ
の?殖地 蕪島神社
前にて集合写真、 -
国立公園・種差
ニッコウキスゲが咲く
国立公園・種差
海岸 -
奥入瀬渓流観光
奥入瀬渓流は十和田
八幡平国立公園を
代表する景勝地。
新緑が美しい -
十和田湖遊覧船
十和田湖の遊覧船。
紺碧の湖面をゆったり
と周囲の山々や湖上
から眺める -
十和田湖乙女の像
十和田湖畔に建つ
高村光太郎作の
乙女の像のシルエット -
3回目の集合写真
湖にのぞむ発荷峠
展望台。湖面と空
の青さが広がる。
絶景スポットで
集合写真