妙義神社と富岡製糸場を訪ねました
紀行文
4月11日(火) 桜の妙義神社、世界遺産の富岡製糸場を訪ねる 担当(塚田、織壁、島田、間島)
4月11日の桜の開花状況をネットで調べると妙義は「青葉!」となっていた。桜終わっている、残念! 参加者に妙義見学について説明する時は、桜から「新緑が美しい!」にかえた。
バスの萩観光より1週間前に、「全国旅行支援の対象です! 」 と連絡がきた。参加費も下げられるし、全員に地域クーポン2,000円も配れることになった。クーポンを受け取るにはワクチン接種3回以上の証明書の提示が必要。急きょ参加者に証明書を持ってくるよう連絡した。確認のため、添乗員が同行することとなった。添乗員は戸田さん。バスで「みなさん、ワクチン証明書ありますか? 見せてください、ハイありますね」と確認。QRコードが印刷されたクーポンを配布。苦労しながらスマホにダウンロードするが、半分以上の人があきらめ、一部の店で利用可能な紙クーポンを持って買物することとなった。
話題は桜ではなく「旅行支援・クーポン券」となった。よかった!
10時過ぎに妙義神社に到着した。新緑が美しい! 神社は鮮やかな朱色の総門、見事に装飾された唐門の奥には、黒漆塗り、権現造りの豪華絢爛な本社がある。予想通りの急階段の連続で、本社前は165段もある。重要文化財の本社めざして7~8割のひとが挑戦、登り切ってお参りした。戻りは、少し急でない女坂で下りた。やっぱりポール(ストック)を持って来るべきだった。(私は玄関においていたのに忘れた) 階段、坂を下りて、神社前の道の駅でクーポンを持って買い物をした。店は史談会会員で大混雑だった。
高速道路で富岡に向かい、12時過ぎに駐車場に到着。すぐ近くの和食「源氏」で名物刺身こんにゃくも入った松花堂弁当の昼食。一同満足。1時から富岡製糸場の見学。入口近くで写真をとって、ボランティアガイドさんの解説で場内を回った。
富岡製糸場は明治5年(1872年)に政府が日本の近代化のために設立した模範器械製糸場。維新後、富国強兵の財源のため力を入れたのが、生糸の輸出。生糸の品質改善と生産性向上、技術指導者を育成するため、お雇い外人をフランスから呼び、洋式の繰糸器械を備えた官営の模範工場をつくった。
ボランティアさんは「工場は窓があり明るいです。工女は一日8時間、日曜は休みです。福利はしっかりしていました。何よりもこの製糸場は日本の近代化を支えたのです」と熱く語った。1時間ほどの見学を終え帰途につき、小金井に5時ごろに帰着した。
参加者の感想「階段急だったが上った。膝が悪いのに無理した。一人で来られるところではない、よかった。信越線でみた妙義がなつかしい。世界遺産になった富岡はきれいになった。ガイド付きの富岡は良かった。子どもの頃に見た鴨下製糸を思い出した。農工大の繊維博物館も見ると良い。32歳、教師志望で勉強中、神仏習合が勉強でき、製糸場は生徒たちに教えたい。95歳、参加でき良かった。久しぶりのバス見学、良かった。参加費が安くなり、2,000円クーポンよかった。ブラボー!でした。など」
(参加者52名)