歌舞伎を観劇しました。
観劇
国立劇場歌舞伎鑑賞会(1月20日)の開催報告 担当(嵯峨山、織壁、塚田、垂水、金澤)
穏やかな冬日が射す国立劇場で、小金井史談会初の初春歌舞伎鑑賞会を開催しました。参加者は57名(内11名が非会員)と見学会に比して遜色ない人数でした。 演題は、通し狂言「遠山桜天保日記」―歌舞伎の恩人・遠山の金さん― 尾上菊五郎、尾上松緑、尾上菊之助、中村時蔵など音羽屋一座の公演でした。
開催の発端は、令和3年11月 宮地楽器ホール大ホールで開催した講演会後の懇親会で、講師の大石学 東京学芸大学名誉教授が国立劇場などを傘下に置く独立行政法人日本芸術文化振興会の監事をされておられるとの一言でした。大石先生に公演内容の時代背景などを解説いただきその後、観劇するも一興かと盛り上がりました。初代国立劇場が今年10月までの興業で幕を閉じ、建て替えされるとの報を聞き、「国立劇場初芝居の見納めは桜吹雪の名裁き」と今回の企画を立ち上げました。ただ参加者数の壁に当たるも一応30席を確保。募集するや60名近くの応募があり、急遽、追加座席を確保し、入場料(1等席)、幕間での御膳(食事処
十八番)、イヤホンガイド含め団体扱いの割引率を引き出し、当日、参加費の返金という形で喜んでいただきました。キャンセル待ちが5名おられたのですが、残念ながら期待に応えられませんでした。
主だった出演者による手ぬぐいまきが舞台の最後を飾りました。観劇前の大石学先生による解説はなかったものの充実した1日を過ごしました。