榛名山・神社を巡りました
紀行文
8月24日(水)「群馬・榛名神社を訪ねる」 担当(織壁、桜井、坂本、垂水)
かつて小金井では榛名講をつくり榛名神社へ参拝していた。別名雨乞神社とも呼ばれ旱魃のときは榛名山の水をまき降雨を祈ったそうである。現在でも関野に講がある。コロナ禍、3年ぶりにバスを使っての見学を行った。ワクチン接種を参加の条件とし、大型バス使用で座席にゆとりを持たせた。また、幹事が用意した「過去の史談会見学ビデオ」「NHKBSの榛名山登山」などを上映し、会話を少なくした。ビデオは好評だった。
朝8時出発、関越自動車道の前橋インターで出て、11時前に榛名神社前に到着。門前(社家町)で昼食をとった。鳥居前で記念撮影。随神門からは山道となり杉木立の中を歩く。神宝殿は三重塔、しばらく行くと坂になり、その先は長い階段だ。右側に数十メートルの岩の間から水が落ちている瓶子の滝が見える。信玄が箕輪城攻めの祈願の矢を射たてた矢立杉を見て、社務所に到着。お札、おみくじがある。ここから双龍門に登ると本殿、神楽殿。神社全体は大修復中(2017年~2025年)で本殿は幕に覆われ、御姿岩を幕間から拝んだ。参道横を流れる榛名川の重厚な砂防ダムは国指定文化財。ダムのうしろに噴火によってできた四角い石を細長く積み上げた奇岩つづら岩がある。神社入口に戻って歴史民俗資料館で神社の歴史、榛名講、社家町、神社と武士などの展示を見学。昼2時前に出発、榛名湖畔で下車、見学した。伊香保温泉を通り渋川から関越道、午後5時半ごろ小金井に帰着した。
車内で感想を述べてもらった。「コロナ禍が心配だったけど、実現でき良かった」「3年ぶりのバス見学、やはり良い」「榛名は個人では来にくい、来れてよかった」「榛名神社、パワー感じられた」「神社は岩を信仰対象にしてびっくり」「山全体が神域で霊気を感じた」「家族に内緒できた、お土産でばれるかな(笑)」「本殿修理中で残念、3年後にまた来ましょう」「昔、母ときた思い出の湖」「コロナ禍でバス手配は大変だったと思う。ご苦労様でした」など(34名)
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神社随臣門
神社の入口である随神
門から入る。仁王門で
あったが、明治の神仏
分離令により随神像
を安置 -
神楽殿
矢立て杉の隣に建つ
神幸殿(みゆきでん)
(重文)。毎年春の
大祭の期間に御神
体が本殿から遷座 -
双龍門
双龍門(重文)。総欅
造の四脚門で、扉に
龍の浮き彫があり
天井絵にも龍が描
かれている -
神楽殿
神楽殿(重文)。本殿
に向き合う位置に立て
られている。北側が吹
き放しの舞台、南側
が楽屋になっている -
堰堤と九折岩
榛名川上流砂防堰堤
(えんてい)。下流を土砂
災害から守るため昭和
30年に築造高さ17m、
幅69m。国指定。奥の
奇岩が九折(つづら)岩 -
集合写真
榛名神社入口で
集合写真