夢の島公園と葛西臨海公園

紀行文

3月20日(火)夢の島公園と葛西臨海公園を巡る     担当(島田、奥村、佐藤、米山)
 彼岸の中日で、当然その日は、春の陽気と思って計画したのに、真反対の冬日の気温と冷たい雨。
(但し、一日違いの翌21日は、東京では32年ぶり降雪真冬日で運が良いのか悪いのか迷う)。当日38名の参加で一安心、予定通り
8時42分の始発で小金井を出発。東京駅地下ホームから京葉線新木場駅で下車。第五福竜丸展示館までは寒い雨の中徒歩10分、
待機していたガイドさんの説明を受ける。昭和29年(1947)、木造のマグロはえ縄漁船第五福竜丸はビキニ環礁付近で操業中、
乗組員38人全員が米国の水爆実験の放射能の灰を浴び、無線長の久保山愛吉さんが亡くなられた。昭和51年(1977)この地に廃船になった
第五福竜丸の船体、漁具類、久保山さんの船員手帳などが展示されている。約45分の見学後、次の植物館に向かう。
雨の中を歩いて来たので温室植物館に入りホット一息入れる。館長さんの温室内の暖房は夢の島内のゴミの焼却場からの熱を利用している
との説明と植えてある熱帯植物の簡単な解説があり、自由に約50分見学した。椰子、バナナ、マンゴー、カカオ、パンノキなどの大木が
植えられ実をつけていた。また水性植物、食虫植物、小笠原諸島の固有種も面白かった。
すぐ隣のBumB(ぶんぶ、文武の意という。都営スポーツセンター)内のレストランで昼食。食後の満腹感で体力・気力も回復して、
次の一駅先の葛西臨海公園に向かう。水族館入口で写真撮影。水族館は久し振り童心にかえり皆さんかなり真剣な表情で 泳ぎ回る
シュモクザメ、エイ、カツオ、マグロなどの群れに見入っていた。1年半ほど前クロマグロなど160匹が水槽内で全滅した。現在は
その後追加投入された魚達が元気に泳ぎ回っていた。丁度餌を与える時間にぶつかり、水槽の上からアジ、イカ、イカナゴなどの餌が
投入されマグロが食べるシーンが見物できた。約90分の見学後退館。15時現地解散する。希望者はクリスタルビューから東京湾を展望した。
寒さと雨の中、大変思い出に残る見学会となった。     (参加者38名)

2018年03月20日